某テレビ番組「更年期障害SP」の中から、今回は川村ひかるさんの「若年性更年期障害の原因と改善法」についてご紹介します(追記:3月2日放送番組「川村ひかるさんが若年性更年期障害を告白」を追加しました)。
更年期障害とは通常45歳~55歳の閉経近辺の女性に起こる不調のこと。しかし最近は、20代、ひどい時は、10代半ばの女性でも起こることがあるそうです。こういった若い世代に起こる更年期障害が「若年性更年期障害」。
31歳で若年性更年期障害と診断された川村さんの体験をまとめてみました。
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川村ひかると若年性更年期障害
90年代後半グラビアクイーンやテレビのバラエティ番組で人気だった川村ひかるさん(36歳)。そんな彼女は、31歳の時に「若年性更年期障害」と診断されたそうです。
その数年前から体調不良が続いたため病院に行ったところ、医師から「女性ホルモン量が、閉経して卵巣機能が低下した女性と同等の数値」との指摘が。
乱れたホルモンバランスの影響で自律神経がかなり不安定になり「うつ状態」だったそうです。
若年性更年期障害の症状は?川村ひかるの場合
31歳で若年性更年期障害を発症した川村さん、不調を感じ始めたのは29歳。特にひどかった症状は、「物忘れ」と「イライラ」だったそう。
川村さんの「物忘れの症状例」は次のとおり。
●物忘れ症状1
家の鍵を閉めたことをすぐに忘れてしまう
●物忘れ症状2
腕時計を1つつけていたことを忘れ2コしていた
●物忘れ症状3
海外旅行に行くはずの予定を忘れていた
川村さんの「イライラの症状例」は次のとおり。
●イライラ症状1
携帯を投げて壊した
●イライラ症状2
洗濯機を蹴って壊した
●イライラ症状3
頭皮から大量の汗
感情をコントロールできなかったとおっしゃっていました。
若年性更年期障害の原因は?川村ひかるの場合
川村さんが31歳という若さで更年期障害を発症してしまった、その原因は何だったのでしょうか?
実は、重なった次の2つの出来事が、ホルモンバランスの乱れを招いたとのこと。
(1)子宮内膜症の治療をやめたこと
24歳の時に子宮内膜症になっていた。その治療のためにピルを毎日5年間飲んでいた。改善の兆しが見えたため、29歳で服用を中止。すると体に異変が。だるい、頭が痛い、体が動かない、金縛りにあったように体が固いなど、まるで違う人の体になったようだった。結局、治療として服用していたピルをやめたことで、ホルモンバランスが不安定になってしまった。
(2)新しい仕事環境のストレス
新しく始めた仕事のビジネスパートナーとの仕事スタンスについていけなかった。新しい仕事を始めたプレッシャーと人間関係でかなりのストレスを感じていた。
◆子宮内膜症とは?
子宮の内側にある内膜の組織が、卵巣や腹膜など子宮の外で増殖してしまう病気のこと。
川村さんの場合、「ピルの服用中止」と「ストレス」。この2つが同時に起きてしまったことで、ホルモンバランスが大きく乱れてしまったようです。これが若年性更年期障害の引き金となってしまったのですね・・・。
若年性更年期障害の改善法は?川村ひかるの場合
川村さん、今現在はどういう状態なのでしょう?
川村さんによると、ちゃんと自分と向き合って、色々な病院に行って治療した。自分の症状に合うように処方された漢方や針治療で自律神経を整えたところ、すごく良くなった、とおっしゃていました。
確かにテレビでみている限り、ハキハキと話され、お元気そうでした。川村さんには今の漢方や針治療があっているのでしょうね。
「エクオールサプリ」で更年期障害を改善
更年期障害の治療方法は様々で、ホルモン薬で治療する方法や、川村さんのように漢方薬で治療するなどがあります。
また、最近、更年期症状に悩む女性の間で評判が高いのが「エクオールサプリ」です。
その効果や症状には個人差はありますが、治療薬やサプリなどで、つらい症状が緩和されれば、毎日がずいぶんと楽になるでしょう。
ノンストップで川村ひかるさんが若年性更年期障害を告白
2016年3月2日追記です。
川村ひかるさんが、3月2日フジテレビ系「ノンストップ」でも、ご自身が「若年性更年期障害」であることを明かされたそうです。
なお、2015年に婚約されたそうなのですが、この時に、「脳動脈瘤」を抱えていることも公表されていたようですね。
実は私自身はノンストップを見ていないのですが、ネットの話題を複数チェックし、それらからいくつかピックアップしてみました。
◆川村さんの若年性更年期障害での症状や悩み
・めまいがする。
・頭痛がひどい。
・髪がすごく抜ける(お風呂の排水溝が3日でたまる)。
・吐き気がする。
・精神面不調(物忘れがひどい・海外旅行の予定を忘れる※何イケで既出)。
・体重36kgでしんどかった。
・体脂肪が10%切っていた。
・周囲に理解されない状況だった。
・友達と疎遠になってしまった。
◆西川史子医師の補足説明
「私の何がイケないの」に出演されていた西川史子センセ、ノンストップでもレギュラー出演されています(稼ぐ~~)。
その西川史子先生がいくつか補足説明されたとのこと。
◎川村ひかるさんは、23歳頃「子宮内膜症」、35歳頃「脳動脈瘤」になったわけですが、両者は若年性更年期障害に関係がある。
◎「子宮内膜症」によりホルモンバランスが乱れたり、その治療のためにピルを服用したことで、色々なところで影響が出ている。
話された言葉どおりではありませんが、このような旨をお話しされたようです。
◆川村ひかるさんの今、現在の様子は?
川村ひかるさんの、今が気になるところですね。
現在は、治療を続けながらも症状は治まり、気持ちも前向きになられたようですよ。
また、2014年に「有吉ゼミSP」に出演されたときの情報ですと、実業家として活躍され、当時の年商は約3000万とか!スゴイですね。
2016年の今どうなのかは、ちょっとわかりません。
◆子宮腺筋症の治療でピルを服用していた管理人
実は管理人の私、30代後半の時に、人間ドックで貧血を指摘されたんです。ドックの医師に婦人科を勧められて受診したところ、「子宮腺筋症」と判明。その治療目的で、その後3~4年ピルを飲んでいました。
たしかに、子宮腺筋症のせいで辛かった生理痛、貧血、頭痛、めまい等は、ピルを服用してから、かなり楽になりました。でも、ピルには川村ひかるさんのような大きなリスクもあるのですね。
そういえば、ピルの服用を中止した45歳前後は体調不良の日が多かったです。体がダルくて仕方なかったり、会社に行っても頭が回らないとか、しょっちゅう。もしかしたら、ピルの影響が少なからずあったのかも。。。
まとめ
従来は、「更年期障害」というと、40代・50代女性だけのイメージがありました。
ところが最近は、川村さんのように20代で発症したり、中には10代で発症する若年性更年期障害のケースも。
10代、20代、30代前半のあなたも、思い当たる症状がある場合は、ひどくなる前に病院へ。
治療薬、漢方薬、サプリなど、あなたにあった更年期障害の改善方法を紹介してもらいましょう。
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