28Mar

2016年3月26日放送の「ジョブチューン」。ベストセラーを書いた名医が集まり、各分野のぶっちゃけ話を暴露。とはいえ、なかなか中身のあるスペシャル2時間番組でした。
その中からここでは衝撃度ランキング第6位「片頭痛持ちの人が毎日した方がいいこととは?」をご紹介。
片頭痛持ちの人はここ10年で急激に増えているそう。片頭痛は過度のストレスなどが原因で脳内の血管が拡張し、神経を圧迫することで痛みが起こるのだそうです。片頭痛は成人女性に多く見られ、患者の数は、約840万人とも。
あなたは大丈夫ですか?もしも片頭痛をお持ちでしたら、もしかしてコレで解消できるかもですよ。
Contents
ベストセラー名医(頭痛):清水俊彦先生
◆清水俊彦(脳神経外科医)先生とは
頭痛については、脳神経外科医の清水俊彦先生がご教示くださいます。清水先生は、多い時は1日約300人もの頭痛患者を診察されているそう。なんと1年待ちとも。また、頭痛の医療本を約20冊も執筆されています。
◆「頭痛女子のトリセツ」
片頭痛持ちの人が毎日やった方がいいこととは?
【Q】なぜ3時のおやつが片頭痛に効果的なの?
【A】血糖値が下がると脳の血管が緩んで片頭痛が起こりやすくなる。お昼ご飯を食べて版ご飯までの間におやつを食べ、ちょっと血糖値を上げることで脳の血管が安定する。海外などでは、片頭痛持ちの人は1日6食(朝・10時・昼・15時・晩・寝る前)とり、小分けにして血糖値を一定に保つといったことも。
【Q】どんなおやつがよいか?
【A】果物と少し砂糖が入ったミルクティー。ケーキなどの甘いものがいいが、果物でも血管を広げる物質が入っているバナナ・かんきつ類はごく少量に控えた方がいい。
【Q】アメは片頭痛に効果的?
【A】アメは非常に有効。仕事をして頭を使うと血糖値が下がりやすくなる。脳は一番糖を消費するので、アメ玉を舐めるとすぐに血糖値が上がる。
一般的な頭痛と片頭痛
【Q】普通の頭痛と片頭痛の見分け方は?
【A】例えば、頭が痛い時に、頭を振ってみたり下を向いてみて、痛みがガンッと強くなったら間違いなく片頭痛。
片頭痛予防に効果的なこととは
【Q】片頭痛予防にした方がよいことは?
【A】これからの春先は少し寒いが、肌を露出しながら歩いた方がいい。日光浴なんかは非常にいい。
片頭痛にセロトニンという脳内物質が関係していて、春先はセロトニンという物質が不足する状況が起こりやすい。セロトニンは太陽の光がないと合成されない。なので、できるだけ太陽の光をたくさん浴びてセロトニンの合成を良くして安定化させること。ただし片頭痛持ちの人は、太陽の光を直接見るのは良くない。薄めのサングラスをして外を歩かれるといいかもとのこと。
片頭痛持ちが気を付ける場所は
【Q】片頭痛持ちの人が気を付ける場所は?
【A】患者さんが最近よくおっしゃるのはデパ地下とのこと。デパ地下は色々な食べ物の匂いが漂って複雑な匂いがする。
片頭痛が悪化した人は匂いに対して非常に敏感になっている。また、デパートの地下は天井が低い。人がいっぱいで酸素が薄い。酸素が薄いところに行くと脳の血管が広がって片頭痛が起こりやすくなる。
片頭痛予防に効果的なこととは
◆片頭痛に効果的な3つの食べ物
糖分は、脳の血管を縮めて片頭痛を収める。カフェインの中におしっこで水分を出すことによってむくんだ血管を縮める両方の効果がある。
(2)納豆
脳の興奮を鎮めて脳の血管を安定させるマグネシウムやビタミンB2を多く含む食べ物。
(3)ブロッコリー
上の(2)と同様。
まとめ
片頭痛持ちの人は3時のおやつを食べた方がよいというぶっちゃけ話。
理屈を聞いてみればなるほど納得です。頭が痛いと何もできないですよね。片頭痛に悩まされている人はまずは清水先生が教えて下さった上記の方法を行ってみてはいかがでしょうか?