TBSテレビ「ジョブチューン」はネプチューンがMCの番組。面白く、意外とためになります。3月26日は、医療本のベストセラーを書いた名医の医者2時間スペシャルでした。
このページでは、医者ぶっちゃけ衝撃度ランキング第8位「認知症予防に簡単で効果的な方法とは?」などについて、認知症専門医の長谷川嘉哉先生がぶっちゃけて下さった内容をご紹介!
認知症は、脳の神経細胞に障害がおき、記憶力や思考力が低下し、日常生活に支障をきたすというもの。
厚生労働省の調べによると、現在、認知症の患者数は推定520万人も。ただ、近年では40代・50代で発症する若年性認知症も。65歳以上のおよそ4人に1人が認知症とその予備軍と言われているそうです。
誰にとっても他人事でない認知症、あなたは大丈夫ですか?
Contents
ベストセラー名医(認知症):長谷川嘉哉先生
◆長谷川嘉哉(認知症専門医)先生とは
認知症の名医は、土岐内科クリニック長谷川嘉哉先生。
認知症専門医として月に1000人もの患者を診察されていそうです。
さらに認知症に関する本も多数執筆されていますよ。
◆「親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!」
認知症予防の簡単・効果的な方法は?
[important]【認知症のぶっちゃけ】認知症予防のために脳を刺激する簡単で効果的な方法は「親指を動かすこと」。[/important]長谷川先生によると、親指を意識的に動かすことで脳への血流が約1.5倍良くなるとのこと。これが認知症予防につながるのです。
長谷川先生が、簡単にできる認知症予防に効果的な刺激方法を教えて下いました。
ご自身の著書「親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!」の中から、自宅でできる認知症予防の運動を2つご紹介。
◆認知症予防のための親指刺激方法1
(1)親指を立てて、息を吐きながら、親指を第1関節まで曲げる。
(2)息を吸いながら、親指を立てて元に戻す。
◎(1)・(2)を10回繰り返して1セット。1日2セット
すっごく簡単です。イメージとしては、息を吐きながら親指をお辞儀させ、息を吸いながら親指を起こして、元通り立てる。これを10回。「たったこれだけ??」と思う位にカンタンです。
長谷川先生によると、この運動だけでも脳への血流が、動かしていない時に比べて約1.5倍増えるそうですよ。
◆認知症予防のための親指刺激方法2
(1)右の親指のみ出して両手を握る。左の親指は4本の指で握る。
(2)両手をパーに開く
(3)左の親指のみ出して両手を握る
(4)両手をパーに開く
◎(1)~(4)を5回繰り返して1セット。1日4セット。
ちょっと難しいです。ぼーっとしててはできないですね。思ったように手が動きません(^^; 長谷川先生によると、少し難しく感じる位の方が、脳に負荷がかかってとてもいいそうですよ。
認知症の発症に気付く方法は?
【Q】認知症の発症を回りの人が気づく方法は?
【A】簡単な方法が1つある。銀行のお金のおろし方である程度わかる。認知症を発症している可能性があるのは、ATMではなくて銀行の窓口でお金をおろしている人。逆に、いつもATMでお金をおろしている人が認知症である可能性はかなり低い。
【Q】離れて暮らす人の認知症発症に気付く方法は?
【A】月に一度電話をして「最近どこかに出かけた?」と聞いてみる。「いつ・誰と・どこに行ったか」を細かく話してくれれば、出かける意欲と記憶力をチェックできる。「出かけていない」と言われた場合は、買い物位は出かけているだろうから「大根の値段いくらだった?」などと値段を聞いてみる。よく覚えてないのを取り繕うような兆候があったら要注意。
認知症予防に効果的な食べ物は?
【Q】認知症予防としてどんな食べ物が効果的?
【A】効果的なのは「卵」。卵に含まれているコリンという成分が脳の神経細胞を活性化させる。コリンの含有量がとても多いのが、タマゴ。
【Q】卵の効果的な食べ方は?
【A】生でも焼いてでもどちらでもいいが、「黄身」に特に含まれている。1日1個くらい食べると効果的。
まとめ
認知症は、家族、自分、誰がなっても不思議ではない病気。私も認知症だけにはなりたくないと思っていました。
このような中、今回、教えていただいた親指刺激方法はいつでも簡単にできるもので、びっくり。これで認知症の予防になるなら、ぜひやってみたいと思います。
テレビを見ているときは、スキマ時間にいつもやりましょう。
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