【林修の今でしょ講座】6/21放送は臓器別ダイエット法がテーマ。
ここでは、臓器のうち「胃」のメカニズムを利用したダイエット法をまとめていきます。
胃は、食欲をコントロールする臓器。食欲をコントロールするには、胃から出る食欲ホルモンをある方法で抑えればよいのです。その食欲ホルモンを抑える方法とは?
また、ダイエットと睡眠時間の関係が明らかになってきました。ダイエットに最適な睡眠時間とはいったい何時間なのでしょう?
15kg痩せた名医の池谷敏郎先生がわかりやすく解説して下さいました。
胃の特性を学んで効率よくダイエットしましょう!
Contents
胃の外科手術で肥満が改善する?
「胃」のメカニズムを利用したダイエット法についてまとめていきます。
臓器のうち、「胃」は、食欲をコントロールする臓器ですね。
今回のテレビ番組では、まず、2枚の写真が登場。胃の一部を切除する治療を行った同一女性のビフォー写真とアフター写真です。
それが、ビフォーとアフターでは、まるで別人!!
体型はもちろん、顔つきも変われば変わるもんですΣ(゚Д゚)
胃の一部切除の外科的手術ってスゴイです!
写真で見た限り、肥満が劇的に改善されていました~。
といっても、今回は、外科的手術を勧めるダイエット法ではありませんのでご安心を(笑)
「胃を一部切除すると痩せられる」
ここがポイントになるのです。
肥満と食欲増進ホルモン「グレリン」の関係
胃を一部切除するとなぜ痩せられるのでしょう?
それは、胃の一部切除により、胃から出る食欲増進ホルモン「グレリン」の量が減少するから。
肥満の劇的改善に、食欲増進ホルモン「グレリン」の存在が大きく関わっているのです。
「グレリン」が胃から分泌されると、脳の摂食中枢を刺激して食欲が出てきてしまうのです。
例えば、「デザートは別腹」ってよく言いますよね?
「グレリン」が分泌されると、たくさん食べた後なのに「まだまだ食べられる!」と、デザートをいくらでも食べれるようですよ。
はい、私もよくあります・・(^^;
[important]胃から食欲増進ホルモン「グレリン」が分泌される⇒ 脳の摂食中枢を刺激して食欲が出る[/important]
つまり、痩せたいならグレリンを出にくくすればよいわけですね。
その方法はこの後ご紹介しますが、今回池谷先生が教えて下さるのは、もちろん「胃を切るダイエット」ではありません(笑)
胃を切らずとも「胃を切ったかのごとく」痩せるダイエット法です!
よかった~ ( ;∀;)
睡眠時間で食欲を抑える方法とは?
食欲をどんどん増してしまうホルモン「グレリン」。
ダイエットにはグレリンが出ない方がよいわけですが、どうすればよいのでしょうか?
実は、胃のメカニズムを知れば、食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌を抑えられるのだそうです!
そのカギとなるのは意外なところに!
「8時間ダイエット」でも、「食べる順番ダイエット」でもなかったんです。
食欲増進ホルモン「グレリン」を出しにくくして、食欲を抑える方法。
そのポイントは、なんと「睡眠時間」にあったのです!
実は、こんなことがわかっているそう。
[important] 睡眠時間7~8時間が、最もグレリンが出にくい。[/important]
2004年のアメリカの研究によると、「胃から出る食欲増進ホルモングレリンは、睡眠時間が短いほど増える」ということが判明。そして、7~8時間が最も少ないということ。
睡眠時間とダイエットの関係
前述のとおり「睡眠時間と食欲の関係」が明らかになったわけですが、更に「睡眠時間と太りやすさの関係」もわかってきたそうです。
睡眠時間がどれだけダイエットと関係が深いのか最新データによって明らかになったのです。
ダイエットに直結する睡眠時間の長さ。それを示す衝撃のデータは次のとおり。
2005年コロンビア大学他による研究によれば、
「睡眠7~9時間に比べ、睡眠4時間以下は肥満率73%アップ」
なんと、睡眠4時間以下だと肥満率が73%も増すとのこと!
かなり太りやすいようですよ!
それにしても、ダイエットにとって睡眠時間が大切とは驚きですね。
きちんと寝ないと、
・グレリンが出てしまう
・起きている時間が長いのでその分食べてしまう
・眠れなかった翌日は運動のモチベーションも下がる
など、短時間睡眠は二重にも三重にも良くないのですね。
【結論】胃のメカニズムを利用したダイエット法
前述の事実を踏まえて、胃のメカニズムを利用するダイエット法とは?
[important] 胃のメカニズムを利用したダイエット法⇒ 睡眠時間を7~8時間とる![/important]
胃に直接関わることでダイエットするというものではなく、別のことで、胃のメカニズムをうまく利用して、ダイエットするという方法でした。
私の睡眠時間は通常5時間未満(^^;
寝るのがもったいなくて、ついつい睡眠時間を削ってしまうのですが、ダイエットにつながるというのであれば、喜んで睡眠時間をもっと確保したいと思います!
痩せたいあなたは、7~8時間、しっかり寝ましょうね!
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⇒【林修の今でしょ講座】臓器別ダイエット(6月21日)胃・脳・腸・胆のう