所さんの目がテン9月18日(日本テレビ)は、お腹痩せ・ぽっこりお腹をヘコませる、おなかダイエット方法が紹介されました!
あなたが体の中で一番気になる部分はどこですか?
もしかして「お腹・腹回り」ではありませんか?
今回は、目がテンの「楽しておなかをヘコませる科学」から、厳しい運動や食事制限なしで、ぽっこりお腹を楽に凹ませる方法をまとめてきます。
インナーマッスル・コアハウス・ドローイン・呼吸法・正しい姿勢、そんなお話も登場しますよ。
Contents
部分痩せの第一位はお腹周り
「あなたは体の部分でどこが一番気になりますか?」
そんな該当インタビューをしたところ、次の結果に。
【第2位】 脚・特にない 11.7%
【第3位】 腰まわり 7.6%
(リサーチパネル調べ約14万人が回答)
やっぱり断トツで「お腹」が気になっていたんですね~。
そんな「お腹をへこませる」というと、通常は、食事制限・ジョギング・筋トレなどきつ~い運動しなければムリと思ってしまいますよね?
ところが、お腹をへこませるには、激しい運動よりも日常的にできる心掛けが重要なポイントだったのです。
更に、この心がけを気を付けることで「痩せやすい体質へ」と体質改善にもつながるとのこと!
これはやらない手はないですね。
姿勢を正す方法
厳しいトレーニングなしでお腹をへこませると豪語するのが、理学療法士の花岡正敬先生。
イケメン男子の花岡先生は、リオデジャネイロパラリンピック日本代表のトレーナーをも努められた人なんです。これまで3万人以上もみてきた人体のスペシャリストの先生なんですね。
そんな花岡先生がおっしゃる楽してお腹を凹ませる方法は、「ズバリ!正しい姿勢」!
「姿勢」でお腹が凹むってどういうこと??
番組では40歳のぽっこりお腹が気になる男性が登場。4年ほど前からお腹がポッコリしてきてしまったそうで、本人によると原因は運動不足とのこと。あるある体型の男性です。
この男性を花岡先生はわずか10分で改善!
花岡先生がしたこととはなに?
ポイントは横から見た姿勢にあったのです。
<姿勢指導前>
骨盤を前に押し出しすぎて、前傾姿勢でした。
<姿勢指導後>
背筋を伸ばし、前に傾いていた姿勢を正しただけで、ポッコリお腹がかなりスッキリに。本人の感想は「そうとう後掲ですね」とのこと。
◆正しい姿勢とは?
正しい姿勢とは、重心が次の点で一直線になるような姿勢。
(1)耳たぶ
↓
(2)肩
↓
(3)股関節
↓
(4)ヒザの皿の後ろ
↓
(5)くるぶしの2センチ前
おなかが凹む正しい姿勢になっていると、最初は「後ろに倒れている」ような違和感があります。
この正しい姿勢を普段から維持できたらよいですよね?
はい、ポイントは「おなかの中」にあったんです!
ぽっこりお腹の原因は?
花岡先生によると、
「ぽっこりお腹の多くの原因といっても過言でないのは、骨盤と姿勢のゆがみによって、インナーマッスルいわゆるコアハウスが働かなくなっていること」
だそうです。
◆コアハウスとは?
おなかの中にはインナーマッスルの「家」があるそう。
花岡先生曰く、コアハウスは姿勢を支える「家」のような構造を持つ筋肉のこと。
コアハウスは、
・横隔膜
・多裂筋
・腹横筋
・骨盤底筋
の4つの筋肉で構成されている筋肉。
そんなコアハウスは、胃や腸などの内臓を支える役割もあります。
中でも重要なのが「腹横筋」。
腹横筋は、コルセットの様に内臓を包み込んでいる筋肉。
しかし、お腹には周りを取り囲む骨格がありません。
そのため、姿勢が前に崩れてコアハウスが歪んでしまうと、それに伴い内臓が崩れて骨盤が押し出されることで、お腹がぽっこりしてしまうことに!
なるほど納得。
私もこの説明で、ぽっこりお腹の原因がよ~くわかりました。
◆ぽっこりお腹を正すには?
前述のポッコリお腹の男性は、骨盤の位置が前に倒れて、前に押し出されていました。
このようにぽっこりお腹はコアハウスが歪んで、骨盤が前に傾いたことが原因であるケースが多いとか。
花岡先生がこの男性に、骨盤のゆがみを正すためのストレッチを指導。この男性の場合は、寝転び、足を上げて膝を曲げ、その足を両手で抱えた体制をして、縮んで固くなっていた腰の筋肉を伸ばしていました。
このストレッチにより骨盤が元の位置に戻り、正しい姿勢になることで自然とお腹が凹んだとのこと。
[note]楽しておなかをヘコませる方法◎ 「正しい姿勢」を身につけること![/note]
正しい姿勢にする方法
正しい姿勢を自分自身で意識するのは難しいので、誰かにチェックしてもらう必要があります。そんなチェック方法を花岡先生が教えてくださいました。
(2)体の横で、頭の高さにひもを持ち5円玉をたらす。
(3)理想のラインは、次の点が、一直線上にあること。
<耳たぶ>
↓
<肩>
↓
<股関節>
↓
<ヒザの皿の後ろ>
↓
<くるぶしの2㎝前>
花岡先生のアドバイスで、猫背気味の所さんが正しい姿勢を体験してみました。
<アドバイス>
(1)少しお腹を引っこめる
(2)胸を開くようにする
すると、たった2点のアドバイスを実行しただけで、所さんはなんと「シャキン!」。
所さんの横に垂らした5円玉の糸のラインに重点がそろいました!
見ていても、全然違ってびっくり。
所さんの感想「背中に板を張られているよう」とのこと。
◆正しい姿勢がキープできない人
花岡先生によると、多くの人は「倒れそうになる」とおっしゃるそう。
そのような正しい姿勢がキープできない人は、コアハウス(インナーマッスルの一部)が使われずに眠っている可能性が高いとのこと。
正しい姿勢を維持することが大切だが、維持するためには、コアハウスの中でも「腹横筋」を強化する必要があるそう。
「結局、腹横筋を鍛えるには運動が必要?」
一瞬そう思ってしまいますが、実はお腹の筋肉を鍛える定番のトレーニングがあるんです。
お腹をヘコませるトレーニング
お腹をヘコませるトレーニングのイメージについて街頭インタビューをしたところ、「腹筋運動」の意見が多数。
でも、本当に腹筋運動でお腹は凹むのでしょうか?
渡辺裕太さんが順天堂大学スポーツ健康科学部の柳谷先生の元へ。
渡辺さんが実験台になり、エコー検査機でお腹の中の筋肉の動きを見ていきます。
エコー検査で見た筋肉の形が変わり、太くなると、筋肉が使われ、鍛えられているということ。
まずは、お腹中央部です。
<お腹中央部>
お腹の中はこんなイメージ。
(外部)
————————–
脂肪
————————–
腹直筋
————————–
————————–
「腹直筋」は、鍛えると俗に「お腹が割れる」と言われる筋肉のことインナーマッスルに対して「アウターマッスル」とも呼ばれています。
腹直筋の通常時の太さと腹筋運動中の太さを比較すると、明らかに大きく太さが広がりました。筋肉が使われているのがよくわかります。
ただしここで重要なポイントが!
実は、「ポッコリお腹解消に効果的なのはインナーマッスルの「腹横筋」。アウターマッスルの「腹直筋」ではない」のです。
そこで今度は脇腹をエコー検査機で調査。
<脇腹>
脇腹のお腹の中はこんなイメージ。
(外部)
————————–
脂肪
————————–
————————–
腹横筋
————————–
体を横から見て一番奥にある筋肉が「腹横筋」。
通常時と腹筋運動中の筋肉の太さを見ると、外側の筋肉は太くなるのですが、一番奥にある腹横筋の筋肉の太さはほぼ変わらず。
柳川先生によると、普通に行う通常の腹筋運動だけだと「腹直筋」がメインに使われるので、「腹横筋」はあまり鍛えられていないとのこと。
[note]<ポイント>通常の腹筋運動では、あまり腹横筋は鍛えられません![/note]
花岡先生は次のようにおっしゃてました。
「腹直筋」は体を起こしたり曲げたりする上では重要な筋肉。しかし、ぽっこりお腹に関しては、鍛えてもあまり効果がない。
痩せている人が腹筋をすると更に引き締まってスリムになる。しかし、ポッコリお腹の人は、コアハウスが眠っている状態で、そこに脂肪がつきやすくなっている。つまり、腹直筋の上に脂肪がたくさんついているケースが多い。
[note]<ぽっこりお腹の人>筋肉の上に、脂肪がたくさんついている[/note]
脂肪が多い状態で腹直筋をいくら鍛えても、いわゆる固太りになり、外側の部分だけが固くなって、お腹はへこみにくいのだそうです。
ここまで聞いていると、「結局楽してダイエットをするのはやはりムリなのでは?」と思ってしまいますよね・・・。
でも大丈夫!
「ポッコリお腹解消に効果的な腹横筋」をちょっとした日常の心がけで鍛える方法が次に紹介されましたよ。
腹横筋を鍛える呼吸法ドローインのやり方
腹横筋を鍛える方法を花岡先生に尋ねたところ、一番重要なのは「呼吸法」とのこと!
「呼吸」でどうして腹横筋が鍛えられるのでしょうか?
腹横筋は自分の意志で動かすことが難しい筋肉。しかし、呼吸で重要な「横隔膜」と一緒にコアハウスを構成しているこから、意識して呼吸を行うことで、自然と腹横筋も動き、鍛えられるということ。
(1)鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。
(2)口から吐きながら、ゆっくりおなかをヘコませていきます。
(3)おなかをへこませたまま、呼吸を止めずに、その状態を30秒キープ。
※仰向けに寝た状態で行うと、腹横筋を刺激する感覚が掴みやすいです。
たったこれだけ。
でもこれで、本当に腹横筋が鍛えられるのでしょうか?
そこで、再度エコーで渡辺さんのお腹を見てみることに。
前述のとおり通常の腹筋運動では腹横筋の変化は見られませんでしたが、ドローイン呼吸法ではどうでしょう?
するとドローイン中、腹横筋が刺激を受け、倍近くに大きく広がっているのがよくわかりました。これが鍛えられている証拠です。
柳川先生も初めてやった実験ということで、エコーの様子を見て驚かれていました。
腹横筋は呼吸で鍛えることができたんですね!
通常のきつい腹筋運動で動かなかった腹横筋、それがドローイン呼吸法ではしっかり動いていました~。
呼吸法ドローインは、立った状態でももちろんできます。
立った状態でのやり方も次にご紹介しておきますね。
(2)口から細く息を吐きながら、おなかを限界までヘコませる。
(3)吐き切る直前にお尻の穴を締め骨盤底筋を働かせる。
※お尻の穴を締めるこどで、更に腹横筋が刺激される。
(4)この状態でおなかをへこませたまま30秒キープ(呼吸は自然に)。
※おなかとお尻を緩めないのがポイント
花岡先生によると、お腹とお尻を引っ込めておくと、胸の方で呼吸が広がる。これが理想的な呼吸と姿勢。表面というよりは、中の方から、ググググット引っこんで、下から上がってくる感覚があれば正解、とのことですよ。
【検証】ぽっこりお腹は解消できる?
目がテンでは、「正しい姿勢と呼吸法で1週間おなかへこませ生活!」と題して、実際にぽっこりお腹が解消されるのかを実験で検証。
実験参加者は、主婦の前田さん(30歳)と4人のサラリーマン男性で、皆ぽっこりお腹にお悩み中。
<実験の条件>
◆実験期間は1週間
◆やってもらったこと
(1)コアハウスが歪んでいない正しい姿勢で過ごすこと
※姿勢矯正バンドを付ける。
姿勢矯正バンドを付けることで、
普段から正しい姿勢を意識できるのだそう。
(2)ドローイン
1日につき、30秒×5セット=合計2分30秒
※いつでもどこでも合わせて1日2分半でOK
◆食事・運動は普段通り。
<1週間後の結果は?>
●前田さん
・体重 58.7kg ⇒ 58.6kg
・お腹 88.5㎝ ⇒ 82.5㎝(-6㎝)
前田さんは体重はほとんど変わっていないに、お腹は-6㎝も!
体自体が変わった感覚があるそうで、立った時に姿勢を気を付けるだけで汗が出てきたりとか、代謝が上がったかなという感じだそうです。
サラリーマン男性4人は次のような結果に。
●男性Aさん
・お腹 89.5㎝ ⇒ 85.0㎝(-4.5㎝)
●男性Bさん
・お腹 89.8㎝ ⇒ 86.4㎝(-3.4㎝)
●男性Cさん
・お腹 92.0㎝ ⇒ 91.0㎝(-1.0㎝)
●男性Dさん
・お腹 117.3㎝ ⇒ 118.5㎝(+1.2㎝)
男性は4人中3人のお腹が凹みました。
◆ドローインで効果が出にくい人とは?
男性Dさんは、お腹が凹むどころか、プラスになってしまいました。
その理由として、実はこの方法は、脂肪が厚すぎる人には効果が出にくいそう。
100㎏を超えるような方は、脂肪の層が厚く、ドローインする感覚が出しにくい。なのでこのような方は、これだけで痩せるのは難しいので、運動や食事面をまずは優先的に、とのこと。
◆姿勢矯正ベルト
番組で被験者の方が姿勢矯正ベルトを着けていました。
でも、どのメーカーのものかはわかりません。
ただ、似ていたのはこちら。
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でも、上記の口コミをみると、様々ですね。
お値段がお値段なので、試してみてもよいかもといったところ。
他にもAmazonを見てみました。
◎Amazonベストセラーはこちら
Mサイズ ウエスト 65~85cm 身長 155~165cm
Lサイズ ウエスト 80~100cm 身長 165~175cm
◆姿勢を正しくして痩せたい質に
今回の実験では「おなかをへこませる」ということに焦点を当ててきましたが、姿勢を正しくすると、他にも次のようなメリットがあります。
(1)使われずに眠っていた筋肉を使うようになる。
(2)1回の呼吸で摂り入れる空気量が増える
↓
◎基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になる。
ということですよ!
まとめ
いかがでしたか?
(1)正しい姿勢
(2)1日 30秒×5回のドローイン呼吸法
たったそれだけで、ぽっこりおなかがへこむなんて・・。
食事制限もなく、運動もなしでですよ!
お金もかからず今すぐできる楽ヤセ術ですね。
今まで様々なダイエット法を見てきましたが、最高に簡単な方法です。
とにかく忘れないで意識して行うことがポイントになりそう。
ということで、今すぐドローイン開始してみませんか?
◎次の記事⇒管理人が実際に、姿勢矯正ベルトを購入しました!