「ジョブチューン」(3月24日放送)は病気の危険度チェックスペシャルでした。このページでは、年を取ると誰でもなる可能性がある「白内障」についてまとめます。
今回の記事を読むと、白内障の予防に効果的な食べ物や白内障の改善法がわかりますよ。
白内障とは?

白内障とは、加齢により目の水晶体が濁ってしまう病気。
<白内障の見え方>
・視界全体がかすんでみえる
・物が二重三重に見えてしまう
・悪化すると視界が黄色くなる
・視界が黄色くなると青い光(ガスの炎など)が認識しずらくなる
白内障になると、上記のように日常生活に支障をきたすようになってしまいます。
悪化すると「失明」にもつながってしまいます。実は世界中の失明原因の約50%が「白内障」と言われているのだそうです。
<加齢性白内障の人の割合>
・40代 30%
・50代 50%以上
・60代 60%以上
・70代 70数%以上
・80代 90数%以上 ←ほとんどの人が発症
白内障を予防する食べ物とは?

まず、白内障予防に効果的な成分としては「ビタミンC」という報告があるそうです。
「ビタミンC」が多く含まれているものは色々ありますが、中でも注目されているのが「パプリカ」です。
ビタミンCというとレモンのイメージが強いですが、実はパプリカに含まれるビタミンCはレモンの2倍!
更にパプリカには「ビタミンP」という成分も含まれています。「ビタミンP」は、加熱によるビタミンCの分解をふせいでくれるので、加熱調理してもビタミンCの濃度は高く保つことができるのです。
【Q】パプリカを1日に食べる量は?
【A】半分でも食事の中に足すと1日のビタミンCの目標値に達する。
【Q】白内障の治療法は?
【A】進行してしまった場合は、手術という方法を摂らざるを得ない。怖い印象があると思うが、眼科で今一番進歩しているのは白内障手術といってもいい。
白内障手術は、痛みはほぼない。短時間で終わり、日帰り手術で治すことができる。なので手術を受けない方がデメリットになるのではないか。
そんな白内障手術は、次のような流れで行われるそうです。
(2)砕いた水晶体の中身を吸い出す。
(3)そこに人工レンズを装着する。
このように、工程もそれほど多くないようで、短時間で終わるみたいですね。
【Q】「短時間」とはどのくらい?
【A】熟練した眼科専門医であれば10分以内で終わる。
【Q】老眼は治らない?
【A】老眼も白内障と一緒に治すことができる。
白内障と一緒に老眼も治せる画期的な治療法とは?
最近は、多焦点眼内レンズというものがあるそうです。
どんなものかというとみれば遠近両用メガネのようなもので、遠近両方見えるようになるのだそう!老眼治療の非常に斬新なレンズとして注目を浴びている。
費用は、保険適用外の手術になるので安くはない。片目で40~70万円。ただ、自分の視力年齢を30歳くらいに取り戻せる。
まとめ
長生きはしたいですが、年をとったときに怖い病気の一つが白内障。
ですが、今回、白内障対策にはビタミンCが効果的であることがわかりました。ビタミンCは、パプリカに多く含まれているということなので、冷蔵庫にはいつもかかさず入れておき、食べる習慣をつけたいですね。
また、白内障手術に恐怖を感じていましたが、意外と気軽(といってはなんですが・・・)に受けられるということがわかり、安心することができました。よかった、よかった。
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